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仙台の白い球体(2020・宮城県仙台市上空):何が起きて、何が分かっているか
誤認・捏造が判明面白さ 日本
2020年6月、十字型のプロペラが付いた白い球体が仙台の上空に長時間とどまり、全国的な話題になりました。2023年2月、防衛省はこれを中国の無人偵察気球と「強く推定される」と発表しています。
何が起きたとされるか
2020年6月17日の朝、仙台市の上空に、白い大きな球体が浮かんでいるのが見つかりました。球体の下には十字型のプロペラのようなものが付いており、何時間もほとんど同じ場所にとどまっていました。正体が分からないまま、テレビやSNSで「UFOではないか」と大きな話題になり、ほかの地域でも似た物体が目撃されました。当時の河野太郎防衛相は記者会見で行方を問われ、「気球に聞いてください」と答えて話題になりました。
公式見解・科学的な説明
当時、政府は正体を明らかにできませんでした。2023年2月、防衛省は、2019年に鹿児島、2020年に仙台、2021年に青森で見つかった物体について、中国の無人偵察気球と「強く推定される」と発表しました。同じ時期に米国本土の上空を中国の気球が飛び、撃墜されたことが、この判断のきっかけになりました。判断には、海外の事例との比較が使われました。
残る謎・反論
「強く推定される」という表現のとおり、物体を回収して確かめたわけではありません。中国側は、気象観測などの民間の気球だと主張しています。何を目的に日本の上空を飛んでいたのかも、はっきりしていません。今後の公表が待たれます。
面白ポイント
UFO騒動として始まった出来事が、数年後に安全保障の問題として扱われるようになった例です。「未確認」が必ずしも宇宙人を意味しないことがよく分かります。見方が大きく変わりました。
判定:誤認・捏造が判明
誤認・捏造・自然現象であることが、公的調査や当事者の証言で判明しています。それでも語り継がれる理由は、面白ポイントをご覧ください。