『ディスクロージャー・デイ』の宇宙人は何者? 正体・姿・目的を劇中の事実から解説
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「ディスクロージャー・デイ 宇宙人」「エイリアン」「宇宙人 正体」で検索した方へ。劇中の異星人はいわゆるグレイ型の姿をした穏やかな存在で、終盤に登場する年老いた個体は「イン・ヴィヴォ17」と呼ばれます。何が描かれ、何が描かれていないかを整理します。
正体や出身は明かされません。劇中で確かなのは、①動物の姿で人間に近づける、②1996年に子どもに能力を与えて通訳に育てた、③共感を最大の進化的優位とみなす、④ワーデックスに79年間回収・実験されていた、の4点です。敵としては描かれていません。
イン・ヴィヴォ17とは?
元ワーデックス幹部ヒューゴが5年前にひそかに逃がしてかくまっていた、生きた異星人です。ラストでスタジオに現れ、ダニエルの耳元で伝言をささやきます。
名前の「イン・ヴィヴォ(in vivo)」はラテン語で「生体内で」を意味する実験用語で、回収・実験の対象として管理番号で呼ばれていたことを感じさせます(解釈)。身長が7フィート(約2.1m)を超えると書く解説や、ささやきは「8ビットの二進言語」だったとする解説があります(いずれも単一ソース)。
なぜグレイ型の姿なの?
脚本のコープによれば、スピルバーグが「伝承を尊重しろ」と言ったからです。これまで信じられてきた姿を否定せず、認める映画として作ったと説明しています(Screen Rant)。
灰色の肌と大きな黒い目の姿は、1961年のヒル夫妻事件や1987年の『コミュニオン』を通じて定着したイメージで、『未知との遭遇』(1977)とも同じ系統です。イメージの歴史はグレイ型宇宙人はどこから来たかへ。
宇宙人の目的は? 敵なの?
目的は明言されません。考察サイトでは監視者・試験者・保護者などの説が並びますが、劇中の描写から素直に読めるのは「人類が自力で開示に至るのを待った存在」という線です(解釈)。
異星人は人類を攻撃せず、子どもを怖がらせないよう動物の姿で近づきます。対立は、隠す側と明かす側という人間同士に置かれています。
台詞で「エイリアン」と言わないのはなぜ?
脚本のコープは台詞で alien という語を避け、extraterrestrial(地球外生命)や non-human biologics(人間ではない生物)を使ったと説明しています。移民問題の政治的な連想を避けるためだといいます(Wikipedia)。
non-human biologics は、2023年の米下院公聴会でグラッシュ氏が使った言い回しでもあります。現実の議会の言葉を映画が借りている例です。
宇宙人は最後に何と言った?
最初の一語「Listen」だけが伝えられ、続きは明かされません。脚本家のコープは中身を「知っているが明かさない」としています(TheWrap)。
続きを10パターンで考えたページが宇宙人は「Listen」の後に何と言ったのか、一語で終わる理由はラストの意味です。