事件簿 › ミステリーサークル
ミステリーサークル(1978-1991・英国):何が起きて、何が分かっているか
誤認・捏造が判明面白さ 海外
麦畑に一夜で現れる円形の模様は、宇宙人の着陸跡ではないかとも噂されました。1991年、英国の男性2人が「1978年から板とロープで作っていた」と英紙で告白し、記者の前で作ってみせています。
何が起きたとされるか
1970年代後半から、英国南部の麦畑に、麦が渦を巻くように倒れた大きな円形の模様が次々と現れるようになりました。一晩のうちにできることや、模様が年々複雑になっていったことから、「宇宙人の円盤の着陸跡だ」「宇宙人からのメッセージだ」という説が広まり、世界中から見物客や研究者が集まりました。サークルの多くは一晩で現れ、朝になって農家の人が見つけることが多かったといいます。模様の美しさから、写真集や研究書も数多く出版されました。
公式見解・科学的な説明
1991年9月9日、英国のダグ・バウアーとデイヴ・チョーリーの2人が英国の新聞で、1978年から200以上のサークルを自分たちで作ってきたと告白しました。道具は、板、ロープ、照準用の針金を付けた帽子だけだったといいます。2人は記者の前で実際にサークルを作ってみせ、それを見た「専門家」が本物と判定したことも話題になりました。
残る謎・反論
2人がすべてのサークルを作ったわけではなく、ほかにもまねをするグループが大勢いました。告白のあとも、「一部は人の手では作れない」と主張する人はいますが、裏づけとなる証拠は示されていません。なお、作り手が名乗り出ていないサークルもあります。
面白ポイント
現在、ミステリーサークルは芸術作品として作られることが多く、企業の広告に使われた例もあります。きっかけは、パブで飲みながら思いついたいたずらだったと語られています。
判定:誤認・捏造が判明
誤認・捏造・自然現象であることが、公的調査や当事者の証言で判明しています。それでも語り継がれる理由は、面白ポイントをご覧ください。