事件簿 › 米下院UAP公聴会とグラッシュ証言

米下院UAP公聴会とグラッシュ証言(2023・米国ワシントンD.C.(下院)):何が起きて、何が分かっているか

伝説(検証不能)面白さ 開示運動

2023年7月26日の米下院公聴会で、元情報将校グラッシュ氏が「米国は墜落した機体を回収し、人間ではない生命体の遺体もある」と証言しました。ただし本人は直接見ておらず、国防総省は2024年に証拠なしと報告しています。

映画『ディスクロージャー・デイ』との関係:題名『ディスクロージャー・デイ』と重なる出来事で、劇中の「non-human biologics」という言葉はこの公聴会で使われた表現です。内部告発者が請負企業の秘密を暴くという構図も、グラッシュ証言を下敷きにしているとみられます。

何が起きたとされるか

2023年7月26日、米下院の小委員会でUAP(未確認異常現象)についての公聴会が開かれました。元情報将校のデヴィッド・グラッシュ氏は宣誓のうえで、「米国政府は墜落した機体を回収し、逆設計する計画を長年続けている」「人間ではない生命体(non-human biologics)の遺体も回収されている」と証言しました。元海軍パイロットらも、訓練中に正体不明の物体を見た体験を語りました。公聴会はテレビやネットで中継され、世界中で報じられました。

公式見解・科学的な説明

グラッシュ氏の証言は、本人が直接見たものではなく、40人以上から聞いた話に基づく「伝聞」でした。公開の場では、具体的な証拠は示されていません。国防総省の調査部署AAROは2024年3月の歴史報告書で、1945年以降の政府の調査を見直した結果、地球外の技術を示す証拠も、政府がそれを回収・隠蔽した証拠も見つからないと結論しました。

残る謎・反論

グラッシュ氏は、詳しい内容は非公開の場で議会に伝えたとしています。証言が正しいかどうかを公に確かめる手段は今のところなく、議会では記録の開示を求める法案の議論が続いています。証言を裏づける証拠は、まだ公には示されていません。

面白ポイント

議会の公聴会でUFOが扱われたのは、2022年5月の公聴会が50年以上ぶりでした。2023年の公聴会の日は、議会の周辺で「Disclosure Day」と呼ばれたとされます。

判定:伝説(検証不能)

検証できる物証がなく、証言や文献でだけ伝わっています。歴史・文化として楽しむのが正しい距離感です。

関連する事件