宇宙人を学ぶ › UAPの公式情報

UAPとは何か:米政府が公式に認めていること・否定していること(2004〜2026年の全記録)

UAP とは「未確認異常現象(Unidentified Anomalous Phenomena)」。米政府が2022年頃から UFO に代えて使う公式用語で、空だけでなく宇宙・海中の現象も含めます。「未確認」は「宇宙人の乗り物」を意味しません。映画『ディスクロージャー・デイ』が下敷きにした2017年の報道から、2026年のファイル公開まで、政府が何を認め、何を否定したかを一次資料で追います。

年表 2004〜2026

AARO FY2025年次報告の数字(原文PDFで確認)

項目数字
対象期間2024年6月2日〜2025年5月30日
新規受付319件(空274・宇宙44・海1)
期間中に解決370件。すべて気球・衛星・鳥・航空機・ドローン等の「ありふれた物体」
衛星の太陽光反射と判定238件(新しい3Dモデリング手法)
追加分析に値する9件
データ不足で保留191件(アクティブ・アーカイブ)
累計受付1,870件(2025年5月30日時点)
健康被害・飛行安全上の懸念いずれも0件
回収物「米政府や民間が UAP 由来の物質を捕獲・解析したことを示す証拠はない」
形状光33%・球状40%が最多

認めていること・否定していること

テーマ公式に認めていること公式に否定・「証拠なし」
UAPの存在説明できない目撃が残っている—
地球外由来—証拠は見つかっていない(AARO 2024・NASA 2023)
墜落機・回収物回収物を扱う手続きを「将来に備えて」整備中捕獲・解析の証拠なし。歴史的にも隠蔽の証拠なし
安全保障軍事施設周辺の目撃は潜在的な脅威になりうる外国の画期的技術を示す解決事例はない
映像2020年の3本は本物正体が宇宙船だとは認めていない(GOFAST は低速の物体と解析)
情報公開2026年に6回公開、NDAにかかわらず申告できる手続き公開資料に地球外生命の確認は含まれない
内部告発宣誓証言が行われた証言内容を裏づける証拠は公式に確認されていない

2023年の「回収計画」証言はどうなったか

グラッシュ氏の証言は、映画の「non-human biologics」という言い回しの元になりました。公式調査(AARO 歴史報告書)は2024年に「その証拠はない」と結論しています。一方で2026年のファイル公開と守秘義務免除の手続きは、こうした主張を検証できる環境づくりという意味があります。証拠が出れば科学者も認める、というのが基本姿勢で、2026年10月時点で出ていません。

映画との距離

『ディスクロージャー・デイ』のワーデックスは、議会のチェックが届かない民間請負企業として描かれます。現実の公聴会でも「議会の監督が及ばない計画」は繰り返し論点になりましたが、公式調査はその存在を否定しています。映画が現実と重なるのは「問いの立て方」であって「答え」ではない、というのが正確な距離感です。

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